インプラントとは
元々あった歯と遜色ない感覚で噛めるようになる治療方法です。
- 入れ歯を使っているが使用感に満足できていない…
- 固いものを噛むことが出来ず食事が苦痛…
- 入れ歯を何度も作り直している…
- 治療に必要でも健康な歯を削りたくはない…
- 歯列に隙間があり自然な形でブリッジが出来ない…
- 今入っているブリッジを全てやり直す必要がある…
上記のようなお悩みを抱えてらっしゃる方へ
インプラント治療を行えば
まるで自分の歯のようにしっかりと噛めるようになります
インプラントとは?
インプラント治療は、顎の骨の中に人工歯根を埋入し、埋め込んだ人工歯根を土台として失った歯、および噛み合わせを再建する歯科治療のことをいいます。
虫歯の治療で歯を削ったり、歯周病等が原因で歯を失った場合、取り外し出来る入れ歯や固定式の装置(クラウン・ブリッジ)で歯の機能を回復します。
固定式の装置(ブリッジ)は比較的自分の歯のように噛めるように回復しますが、残存している歯の本数など口内の状況次第では対応出来ない場合があり、そうしたケースでは入れ歯になってしまいます。
入れ歯では、元あった歯と比べどうしても噛む力は弱まってしまい、かつ使用感が合わなかったり違和感を感じるといった場合も多く、トラブルが多く起こっていました。
しかし、こういったケースでもインプラント治療を行うことで、自分の歯と同じレベルで噛めるようになるまで回復出来るようになりました。
インプラント治療により、違和感を感じることなく食事も人との会話も楽しむことが出来るようになるのです。
インプラント治療を行うと・・・
インプラント10年保証
当院でインプラント治療を行った患者様に、ガイドデントによるインプラント10年保証をおつけしております。患者様の過失に対しても保証されます。
ヨーロッパ基準の滅菌システム
手術の際に使用する機材、器具をインプラント先進地域のヨーロッパ基準で洗浄、消毒、滅菌しています。
そのため衛生管理には自信をもって治療・手術を受けて頂くことができます。
歯を一本失った場合
失った部分に一本インプラントを埋め込みます。従来であれば両隣にある歯を、たとえ健康であってもブリッジを用いるために削る必要がありましたが、インプラント治療では健全な歯を削ることなく治療することができます。
インプラントとセラミックの人工歯を使用し、両隣の歯を削ることなく治療が可能になりました。
メリット
- しっかりとメンテナンスを行っていけば、長期間にわたりその機能を持続し、見栄えを維持することが可能です。
- 自分の歯同様の見た目になります。
- 健康な歯を削る必要がなく周りの歯に負担をかけることがありません。
- 顎の骨がやせることを防ぐことになります。
- 自然歯同様に噛むことが出来るので食事を楽しむことが出来ます。
- 自分の歯同様の見た目になるので口元を気にせず会話を楽しめます。
デメリット
- インプラント治療には健康保険が適用されません。
- 簡単な外科手術が必要となります。
歯を数本失った場合
従来は歯を失った箇所に局部的な入れ歯を使い治療を行ってきましたが、この場合インプラントを数本用いて治療します。入れ歯を固定する金属のバネの違和感に悩まされずに済みます。
インプラントは自分の歯と同じような見た目、安定性、そして機能性を備えています。
メリット
- しっかりとメンテナンスを行っていけば、長期間にわたりその機能を持続し、見栄えを維持することが可能です。
- 自分の歯同様の見た目になります。
- 健康な歯を削る必要がなく周りの歯に負担をかけることがありません。
- 顎の骨がやせることを防ぐことになります。
- 自然歯同様に噛むことが出来るので食事を楽しむことが出来ます。
- 自分の歯同様の見た目になるので口元を気にせず会話を楽しめます。
- しっかりと固定されるので入れ歯のようにずれたりしません。
デメリット
- インプラント治療には健康保険が適用されません。
- 簡単な外科手術が必要となります。
全ての歯を失った場合
歯を全て失ってしまった場合でも、インプラントを用いた治療が可能です。これまでの総入れ歯とは違い、食べ物が挟まったり、せっかく作った入れ歯が合わなくなるといった心配もありません。
インプラントを用いた入れ歯は安定感にも優れ、自分自身で取り外しお掃除することも出来ます。
メリット
- しっかりとメンテナンスを行っていけば、長期間にわたりその機能を持続し、見栄えを維持することが可能です。
- 自分の歯同様の見た目になります。
- 健康な歯を削る必要がなく周りの歯に負担をかけることがありません。
- 顎の骨がやせることを防ぐことになります。
- 自然歯同様に噛むことが出来るので食事を楽しむことが出来ます。
- 自分の歯同様の見た目になるので口元を気にせず会話を楽しめます。
- しっかりと固定されるのでこれまでの総入れ歯にある不安点はありません。
デメリット
- インプラント治療には健康保険が適用されません。
- やや複雑な外科手術が必要となる治療です。
インプラントの保証とアフターフォロー
メンテナンス
メンテナンスでインプラントの寿命を延ばす
インプラントは他の治療法に比べても寿命の長い治療方法ですが、メンテナンスをまったく行わなければ寿命を縮めてしまう可能性もありますし、トラブルを起こすリスクも高まりますので継続的にきちんとメンテナンスすることが大事です。
適切なメンテナンスの継続はお口の中全体の健康維持にも繋がりますし、インプラントをより長持ちさせるにはメンテナンスは必須です。
当院はメンテナンスシステムを整え治療後のケアをサポートしております。
メンテナンスが必要な理由
口腔内の細菌が歯周病や虫歯を引き起こします。様々な細菌が集まってくるとバイオフィルムという細菌の層を形成してしまい、バイオフィルムは自宅でのケアだけではなかなか取り切れるものではないのです。
虫歯の初期は痛みを感じませんし、歯周病であっても重度に進行するまで痛み等なく自覚症状がまったくない場合も多いです。
そのため口腔内を健康的に保つためには、定期的なメンテナンスを行いバイオフィルムを取り除くことが大切です。
インプラント歯周炎
治療後の大敵となる「インプラント歯周炎」
インプラント歯周炎とは
インプラントの周囲の骨が溶けてしまうという症例で、インプラント治療後の不具合で最も多いものになります。
インプラント自体は虫歯にはかかりませんが、口腔内は常に細菌による攻撃にさらされています。
インプラント周辺の顎骨や歯茎は抵抗力が低いため、歯周病菌に侵され炎症を起こしてしまうと骨の破壊が急速に進んでしまうのです。
その症状は歯周病と同様ですが、炎症自体は弱く、歯の揺れが少ないことから自覚症状が少ないうえ、病状の進行速度が天然歯と比べて非常に早く、通常の歯周病と比べ10~20倍のスピードで症状が進行してしまいます。
インプラント歯周炎の原因
「インプラント歯周炎」が発症してしまう主な原因としては、インプラント治療後のメンテナンス不足で歯周病菌に感染してしまったり、治療前に歯周病治療をきちんと行っていなかったりなどが考えられます。
また、歯ぎしりやくいしばりなどでインプランドに過度な力が加わりこの負担が人工歯根に継続して加わることが引き金になるというケースも考えられており、これを「力学的要因(持続的咬合負荷)」といいます。
インプラント歯周炎の治療
「インプラント歯周炎」の治療はその進行度合いによって変わってきます。
進行度合いは通常の歯周病同様、歯周ポケットの深さや出血、骨吸収の有無によって診断します。
-CIST(Cumulative Interceptive Supportive Therapy:累積的防御療法)-
- ポケットの深さが3mm以下で汚れなし、出血なし
【対応法】
定期検査は必要ですが治療の必要はありません。 - ポケットの深3mm以下で汚れ、出血あり
【対応法:クリーニング(A)】
ポケットの中の汚れを取り除くため機械的なクリニーニングと研磨、さらにPMTC(professional Mechanical Tooth Cleaning )と呼ばれる専門家によるクリーニングが必要になります。 - ポケットの深さが4~5mm
【対応法:A+消毒薬による洗浄(B)】
Aの対応法に加えて、消毒剤による洗浄・ポケット内部の洗浄および、クロールヘキシジン溶液による洗口が合計3~4週間必要になります。 - ポケットの深さ5mm超過、骨吸収なし、出血あり
【対応法:A+B】
上述3つ目と同様の治療を施します。 - ポケットの深さ5mm超過、骨吸収2mm以下、出血あり
【対応法:A+B+全身もしくは局所的抗生剤の投与(C)】
ここまで症状が進むと治療は非常に難しくなります。AとBに加えて、全身的もしくは局所的、ポケット内部に抗生剤を約10日間使用する必要があります。 - ポケットの深さ5mm超過、骨吸収2mm超過、出血あり
【対応法:A+B+C+切除的外来もしくは再生療法】
AとBとCに加えて、外科処置も必要になります。状態次第ではインプラントの撤去まで必要になります。 外科処置には、状態によって切除的外科や骨再生療法を施します。
インプラント周囲炎の予防
「インプラント歯周炎」を引き起こす原因となる歯周病菌からインプラントを守り長持ちさせるには
- 自宅での毎日の歯磨きで歯垢や歯石を定着させないようにする
- プロによる定期的なメンテナンスを継続して受け続ける
患者様自身による日々のケアと、歯科医師や歯科衛生士などプロによるケアとで予防していくことが必要となります。
当院では、歯科衛生士が患者様としっかり向き合えるよう担当制になっており、「インプラント周囲炎」の初期症状であるインプラント粘膜炎の段階で進行を止められるよう、患者様一人一人に合わせた定期的なメンテナンスをおすすめしております。
歯科医院でメンテナンスは行いますが、もちろんご自宅でのホームケアも忘れず行ってください。