歯科豆知識

2017.07.21

ホワイトニング (オフィスとホームの違い)

こんにちは。歯科衛生士のKです。
今日はホワイトニングの種類の違いについて書きたいと思います。

<ホームホワイトニング(ホームブリーチ)>

ホームホワイトニングとは、低刺激の過酸化尿素という薬をマウスピース状のトレーに入れて、定められた時間だけ歯に装着することでホワイトニングを行う方法です。
最初に歯科医院で自分の歯にあったトレーを作ってもらい、あとは自宅に持ち帰って、自分でトレーに薬をいれてはめるというケアを繰り返します。
過酸化尿素は、口の中で唾液と体温によって3.6%程度の過酸化水素と尿素に分解されて、ホワイトニング効果を発揮する薬剤です。
連続して2週間ほどご使用いただきます。効果には個人差がありますが、よほど重度の着色・変色でない限り、色調を調べる専用ガイドで少なくとも1~2段階は白くなります。


<オフィスホワイトニング(オフィスブリーチ)>

オフィスホワイトニングとは、歯科医院にご来院いただき、変色している歯に一本ずつ薬品を塗布し、漂白を行うというものです。
歯が生きているか死んでいるか(神経があるかないか)で、方法が異なります。 

・神経がある歯(生活歯)の場合

過酸化水素を30~35%含む薬剤を白くしたい歯の表面に塗り、レーザーや光を当てることで薬を活性化し、漂白効果を高める方法です。


・神経がない歯(失活歯)

神経を取った歯は、黒っぽく変色することがあります。それを白く戻す方法が「インターナルブリーチ」です。
30~35%過酸化水素水と過酸化尿素を混ぜ合わせた薬剤を、神経ととる治療が終わった歯の裏側から穴をあけて、薬剤を入れ、光を照射します。
個人差はありますが、ほとんどのケースが1〜3回まで来院いただければ他の歯の色と揃ってきます。


是非、ご興味ある方はお問い合わせください。