歯科豆知識

2017.11.28

虫歯治療(型取りする時の材質とは)

みなさんこんにちは!
東葉デンタルオフィスのTです!!

本日は型取りの先に使用している
材質についてのお話です★

虫歯を取り除いた後セメントを詰めて
次回型取りをしていきますね?と
言われたことはございませんか??

これは小さい銀歯や被せ物を作る際に
必要な工程となります\( ˙ ˙ )/


ピンク色の柔らかい素材で
ぐにゅっと、、、時間を置くと固まる。
ご経験はないでしょうか?

どんなものかきになりますよね??
それは、、、


○歯型をとる材料の種類

使用されている印象の種類は、材料によって次のように分類されています!

◎アルジネート(アルギン酸)印象材
一番よく使われている印象材です。ピンク色のものです!!
昆布などの海藻に含まれるアルギン酸が原料になっています!
粉と水を練り合わせて使います。
操作は簡単なのですが技術も必要で、水の分量を間違えてしまうと
流れやすいドロドロのペースト状になってしまいます。
主に単独で概形印象に使ったり、噛み合わせの歯型をとる時に使います!



◎寒天印象材
こちらも天草などに含まれている寒天が原料になっています!
常温では食べる寒天と同じで固まった状態なので、60℃程に温めて溶かした状態で使います。

単独では使わず、アルジネート印象材と併せて精密印象をとるのに使います。
型取りする際に最初に暖かくなるのは
寒天を流しているからです( ´•ω•` )

◎シリコン印象材
シリコンラバーが原料になっています!
シリコンはとても精度と安定性に優れているので、精密印象に使います。
操作性もよく喉に流れにくいのですが、非常に高価なため、自費の治療(セラミックの歯、金歯など)で使われております★


安全なものを使用しておりますのでご安心を!

嘔吐反射などある方は
型取りが苦手だと思います。
必ず申し出てくださいね!!

少しでも不快な治療にならないように
常に邁進、精進していきます\( ˙ ˙ )/


以上、Tでした♪