歯科豆知識

2017.07.01

虫歯治療方法(根管治療とは?)

みなさんこんにちは!
東葉デンタルオフィス、スタッフのTです!


みなさんは根っこの治療や根っこのお掃除などと
耳にしたことはございませんか??


本日は根管治療についてのお話しです!

根管治療 [ こんかんちりょう ] とは。。。

◯根管
歯の中の歯髄(神経と血管)がある部分を根管と呼びます!
根管治療とは、歯髄を除去した後(神経を取るということ)に、
根管内の清掃や洗浄、消毒などを行い、
根管内の痛みや炎症などを抑える治療のことをいいます。

根管治療後は、根管に薬剤を詰め(根管充填)、
土台を立てて(ファイバーポストやコア)
形を整え被せ物を取り付けたりし、
再び歯の機能を取り戻すことができます。


<根管治療となる場合の症状>

虫歯が進行して歯髄に達していた、
または根っこの周りの歯茎にまで炎症が及んだため、
歯髄を除去した場合。

虫歯が歯髄の近くまで進行し、
歯髄を残した治療を行うと、
治療後に激しい痛みや強くしみるなどの症状が懸念される場合。

根管治療を受けたが予後が悪く、再治療となった場合。

です!

画像を参考してください★



歯髄を除去して根管内の清掃、消毒に
回数がかかるので途中でやめてしまう方も多いです。
や根の治療が途中で終わると
まずは根の中がどんどん汚染されていきます。
すると神経自体はほとんどないので痛みは感じませんが、
痛みを感じないからこそ感染が進んでいっても分からないのです!怖いですね!

患者さんは痛くないからいっかと
思い治療途中のままでいますが、
実は根の中はどんどん細菌で汚染されていきます。
そうなると体調が悪くなったり体の抵抗力が落ちた時に一気に痛みが襲って来て大変な目にあうのです!!

また治療途中の歯が虫歯になっても痛みも出ません。
1年以上放置しておくと
最悪虫歯が進行していて歯が前以上にボロボロになっており
抜歯に至る場合もあります。
ですので痛くないからとか、
仕事が忙しいからとって
根の治療の途中で治療を中断してしまうのは非常に危険と言えるでしょう。。。



歯髄を大切にしましょう!
回数や手間もかかりますし、
やはり痛みが出る前に
検診をおすすめいたします(*^ω^*)


以上、Tでした★

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