歯科豆知識

2017.12.28

虫歯治療(歯を抜いたままにすると起こり行くこととは)

みなさんこんにちは!
東葉デンタルオフィス、スタッフのTです!

本日は、、
歯を抜いたままにすると起こり行くことのお話!

随分前に歯を抜いた場合、
噛めるようになるためにできる治療は
インプラント、義歯、ブリッジに移植という
お話をさせていただきました!


では、なぜ歯を抜いたままにするとだめなのか?

その1.隣の歯が移動したり倒れてくる

抜けた歯の方に向かって隣の歯が動いてきたり倒れてきたりします。
 

その2.噛み合っていた歯が伸びてくる

噛み合う相手のいない歯は、噛み合う場所を求めて伸びてきます。
 

その3.歯と歯の隙間が広がってくる

抜けた場所の隣の歯は移動しますので、残った歯同士の歯間があいてきます。




歯が抜けるとまずこのようなことが起こり始めます。

この状態で日常生活に問題ないからと放置してしまうとどのようなことが起こってくるのでしょうか?

○噛み合わせの崩壊
抜けた歯のスペースを埋めるように周囲の歯が移動したり、倒れたり、
伸びてきたりすることで、噛み合わせや歯並びが崩壊してきます!

○歯周病
歯が動き隙間ができれば歯周病にもなりやすくなります。
隙間に磨き残しがたまり、歯石になっていくため歯周病が発症してしまいます!
また、さらに噛み合わせが崩れて歯に異常な力が加わることで、
歯周病が進行しやすくなります。
 

○顎関節症(がくかんせつしょう)
噛み合わせがずれることで、あごの関節や周囲の筋肉に異常な力が加わり、
顎関節症を引き起こし、あごの関節が痛くなったり、
口を開け閉めするときに関節から雑音がしたり、口が開きづらくなることがあります。
 

○老けて見える、外見が変わってくる
もし、一本だけでなく多くの本数の歯が抜けたまま放置していると、
歯が抜けた後に骨や茎が痩せてくることで頬がこけてほうれい線が目立つようになったり、
顔のたるみを引き起こし年齢よりも老けて見えるようになります。

○頭痛、肩こりなどが起こる
歯がない場所で噛めないため、
片側のみで噛んだり、噛み合わせがずれてしまうことで、筋肉がアンバランスに働き、
周囲の筋肉にも影響が及んで頭痛や肩こりが起こる場合があります。
 

○認知症のリスクが高まる
噛むという動作は脳に刺激を与えます。
よく噛めなくなることにより、脳への刺激が減って認知症にかかりやすくなると言われています!
実際に歯の状態が良い人は認知症になりにくいことがわかっています。

 
放置する歯の本数や期間にもよりますが、このようなことが起こりうる可能性があります。
放置する本数が多く、期間が長ければ長いほど起きうるリスクは高まりますよ!

抜きっぱなしは避けるようにしそのままに
しないようにしましょう!!


以上Tでした★